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プレスリリース

pictorico
2012年02月06日

「フォトコンテスト2011」たくさんのご応募ありがとうございました。

昨年10月から募集をさせていただきましたピクトリコフォトコンテスト2011は、1月31日の消印までで受付終了となりました。ご応募下さった皆様、ありがとうございました。これからお送りいただいた応募作品を審査員の先生方にしっかり審査していただき、受賞作品を選定させていただきます。

昨今、写真はモニターで見るだけの「画像データ」で終わってしまうことが多くなりました。手にとって見るということなしの透過光の「画像」と一枚一枚手にとって反射光で見る「写真」は同じようで別物です。

しかし、写真という形あるものはこの十数年で半減してしまいました。有名な銀塩メーカーが次々に撤退をしても、足りてしまうほどの数量に写真は減ってしまったのです。メモリー・ハードディスク・CD・DVDなどなど・・・電気信号としての「画像テータ」を留めておく道具は色々ありますが、それは本来の写真ではありません。静電気一つですべて消えてしまう危険性がある不安定な容器に入ったものを「写真」とは呼べません。

一枚一枚アルバムに貼るのは面倒ですし、どこに貼ったかわからなくなる不便さもあります。たくさん撮れば嵩張るし、置き場がなくなって邪魔くさいのもわかります。すべてをプリントして残すという時代ではないのも理解しているつもりですが、すべてが電気信号のままで終わってしまうのは残念でなりません。

撮りたかった写真をどう上手に再現するかは、確かに手間で難しくて厄介かもしれませんが、それが出来上がった時の喜びは何ものにも換えられないものと思います。少しでも多くの方々に、そういう楽しみを味わってもらうために・・・ピクトリコフォトコンテストが続けていけるように頑張りたいと思っています。

今年は応募をされなかった皆様。
ピクトリコではなくても、フォトコンはたくさんあります。どうぞ気が向いた時に、お気に入りの写真をプリントして応募してみてください。思ったようなプリントが出来るまではイライラして面倒で、二度とやりたくなくなるかもしれませんが、作品が出来上がった時の感覚は素晴らしく爽やかなはずです。
是非是非、そういう気持ちを一人でも多くの方に味わっていただければと思います。

温かくなった頃に受賞作品展を開催したいと思っています。
みなさま、本当にありがとうございました。

株式会社ピクトリコ
代表取締役社長
江口 聡

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