プリント工房 - PICTORICO(ピクトリコ)

ピクトリコ ショップ＆ギャラリーでは2024年9月24日（火）〜29日（日）、水野彩写真展「Voyage」を開催いたします。皆様のご来場をこころよりお待ち申し上げます。

Voyage

自由な移動が制限されていたパンデミックの時期、日々の報道から距離を置きたくなり、人も疎な地元のビーチで撮り始める。 その場所は学生や大人たちが水上のアクティビティーを楽しむ場所として定着している。

撮影を始めて2年ほど経過した頃、思いつきで始めたパドルスポーツが単調な日々への良き刺激となり、先の見えない中でも徐々に可動域が広がっていくことに希望を感じた。

これまでは自分が住んでいる街に特段の関心を持たず旅写真ばかりを積み重ねていたが、 パンデミック以降外への扉が閉ざされたことで、改めて自分の住んでいる街を俯瞰してみる良い機会となった。

2023年に入り規制が緩和されると、暫く鎖国状態だった岸壁には客船と共に内外から人が押し寄せ、陸地ではリノベーションが進み、街の景色の塗り替えが始まった。 『日々の生活の中でも普段と違う視点を愉しむ』をコンセプトに纏めた作品です。 軽快な足取りで鑑賞していただけましたら幸いです。

作品は2部構成ー

1部目は『Alternative』パンデミック時期にビーチで撮影したモノクロ写真を心象風景を交えて構成。

2部目は『オンザデッキ』2023年以降、岸壁にに客船が押し寄せるようになった時期から撮影した写真で構成。

作家プロフィール